監督宮田雪が『偉大なる浄化の日』というタイトルで、『ホピの予言』第二部になる作品を制作しようとしていたことは、これまでお伝えしてきました。
今回、その遺された映像のごく一部を使い、編集した映像をご覧ください。
登場するホピたちはみな、スピリットの世界へ往かれたエルダーばかりです。
トーマス・バニヤッカ、マーチン・ゲスリスウマ、タイデス翁、ダン・エベヘマ
edited@Donzoko Studio,Bahe 2017
秋を感じる今日この頃となりました。以前のお知らせから季節が巡りましたが、9月1日より、制作のためのご支援・ご協力の呼びかけを始めさせていただきます。
詳細は、映画『ホピの予言』DVDブック制作
-ご支援・ご協力のお願い-専用サイトをご覧ください。
映画『ホピの予言』DVDブック制作 -ご支援・ご協力のお願い-専用サイト
https://peraichi.com/landing_pages/view/dvdbook2017hopi
映画『ホピの予言』のスーパーバイザー、翻訳者として、長く、ランド・アンド・ライフの活動を見守ってくださっている北山耕平さん、また、DVDブックの寄稿者である清水友邦さん、正木高志さん、田中徳雲さんからもメッセージを戴きました。
みなさまの温かいご支援・ご協力を、こころよりお待ちしております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
For All My Relation
わたしとつながるすべてのもののために
2017年9月1日
『ホピの予言』DVDブック制作プロジェクトメンバー一同
ランド・アンド・ライフ 辰巳玲子
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ホピを知ることは、自分を知ることである。
ホピの国に行くことは、自分を知りに行くことである。
― 北山耕平 ―
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※進行状況や最新情報は、当サイト、facebookにてお知らせしていきます。
ご支援、ご協力、なにとぞよろしくお願いいたします。
この時期は、新しく生まれ出るものに対する、準備期間なのです。
母親に邪魔が入ると新しい生命は無事に生まれてこないでしょう。
新年のための種が蒔かれるのもこの月です。母なる大地が新しい生命を生み出すときには、何ものにも妨害されてはならないのです。
白人の文化を無理に押しつけられたせいで、今ではこの静かな神聖な月を本当に大切にする者は、村からほとんどいなくなってしまいました。
「おじいちゃんのお話」も、ラジオやテレビ、本のような新しいものに取って代えられてしまいました。
もう静かに歩くこともなくなり、何もかもがあっという間に過ぎ去り、耳が割れるような騒音に囲まれています。
野球、車、飛行機、眠らない夜の街。現代文明は母なる大地に穴を開け、傷つけています。その結果、私たち人類はすでに正常ではなくなっているのです。すべてのもののバランスが壊れてしまいました。
あなたにも周囲を見渡しして、自分なりに考えてみてほしいのです。
残念ながら見通しは暗いようです。現代文明の誘惑は強く、それに打ち勝って世界のバランスを保つには、もっと強い意志が必要なです。
(『テツカ・イカチ』第4号 最も神聖な季節より)
5年に一度、ニューヨーク国連本部にて開催されるNPT(核拡散防止条約再検討会議)に向けた
NPT Peace Walkが2015年3月20日カリフォルニア~4月27日ニューヨークまで行われ、ランド・アンド・ライフの辰巳玲子が参加しました。
このウォークは日本山妙法寺によって3コースが企画され、そのうち、核の被害に遭っているアメリカインディアンの土地を巡るコースをひと月あまりにわたって行脚しました。このコースは、30年以上も亀の島で、平和のご祈念と共に、インディアンの方々の支援を続けられてきた安田行純法尼によるものでした。
ニューヨーク国連本部への行進
地球には核兵器や平和利用の名の下に、
原子力発電所はいらない。
アメリカインデイアンと共に抗議。
ホピへの道
我が子たち、そしてその次の子たちに
残すものには、最善を尽くしたい。
真のホピがそう言う時、
このようなことを意味するのだ。
この大地を子供たちに残したい。
永遠に残る大地を。
この大地のみが与えれてくれる
最高の食べ物を子供たちに残したい。
この大地のみがもたらす
健康と、幸福、
そして、より良い生き方を
子供たちに残したい。
(テツカ・イカチより)