ホピを離れ、セドナ、フェニックスを経て、カリフォルニアはサンディエゴからこんにちは!
フェニックスでは、またまたフライトに乗り遅れ、どうなってんだあ! でも、おかげで、西に沈みゆく太陽と空の色、そして彩雲の、刻々と変わりゆく天界の模様を堪能。
ホピ、セドナ、フェニックス、どこへ行っても新しい出会いが待っていて、この先の仕事へのイメージと、それを具体的にどのように形作っていくのかのビジョンを見せてくださった。
ホピ、アリゾナとこんなに深く繋がっていたのか、わたし……と、ホピを離れる前に、もう一度メサに立ってじんわり。
フェニックスでは、2004年8月9日長崎デー、出島での『ホピの予言』上映会に、偶然のごとくに現れた小塩ケンさんこと、Ken Koshioにひとかたならぬお世話になった。大きな外科手術を日本で受けて、まだひと月しか経っていないというのになあ、どうしても頼ってしまう。アリゾナの玄関口、フェニックス!!
彼の和太鼓とそのパフォーマンスは、人種問わない魂への響きへと導き、フェニックスではいまやひっぱりだこ!ケンさんの大太鼓で始まる、大きな教会組織の、10日間続いたキリスト生誕祭の一大ショーの最終回を鑑賞させていただく。(撮影禁止で残念)
ケンさんのおかげで、ノンフィクションライターで冒険家の廣川まさきさん、フェニックスでの日本文化紹介で団体を立ち上げているハルミさんともお出会いさせていただき、つぎつぎと仕事のアイディアも湧き、すごーく楽しみ!!
ただ、今朝、ホームステイ先のテレビでは、ニューヨークでのテロ未遂事件を受け、大統領が移民阻止をますます強化するとのニュース。
ホピの旧知の友人は、一年ぶりの再会を喜びつつも、「レイコ、国と国の間を行き来するのが、これから難しくなるぞ。予言の通りだ」と少し表情を曇らせたのがリアルにひびく。
フェニックス、サンディエゴでの来春から夏にかけての上映開催の流れはやってきている。手応えは十分に感じている。
地球に生きるものとしての、ネイティヴスピリット、普遍的な共通意識、それをもって、世界がひとつに繋がること、それが、いま出てきているビジョン。ホピのシールドマークのように、黒、白、赤、黄の4つの肌の「わたしたち」がひとつに繋がりあうこと。
出会うひと、出会うことから、大地と天から、そんなメッセージを重なるようにいただく、そんな16日間の旅。
明日の早朝、日本へと飛びます!!
あー、乗り遅れませんように。